産後ケアスペシャリスト募集産後ケアスペシャリスト募集

お知らせ

参考記事:母子保健法に基づく産後ケア事業を行う施設の取扱いについて(国交省)

「母子保健法の一部を改正する法律(令和元年法律第69号)」が公布、産後ケア事業が母子保健法上に位置づけられ、令和2年8月5日に国土交通省より各都道府県に対し「母子保健法に基づく産後ケア事業を行う施設の取扱いについて」が周知されました。

【※重要※】産後ケア施設基準を定めました

当機構では、産婦人科医、小児科医、助産師、看護師の理事を中心に、産後ケア施設の施設基準を制定いたしました。

全国の産後ケア施設が安心安全に運営される基準となります。

今後、当施設基準を元に、認定制度も開始する予定です。

参加者募集:妊婦初回面談の研究協力

当機構理事の福島富士子が指導教員として携わる「子育て世代包括支援センターにおける母子保護コーディネーターの妊婦初回面談の実践に関する研究」にご協力いただける方を募集しております。

 

<内容>
妊婦初回面談の対話(ダイアローグ)の実践モデルの仮説原案の妥当性を検討するため
日頃の妊婦面談の実践について60分程度のインタビュー

 

<対象者>
保健師または助産師の経験年数が5年目以上の方で、妊婦初回面談を実践された経験のある母子保健コーディネーターの方 6~10名

 

<締め切り>
2023年1月31日(火)

 

<連絡先>
東邦大学大学院看護学研究科看護学専攻 博士後期課程
渡邉 幸恵(ワタナベ サチエ)
メール:nd17001w@st.toho-u.jp

 

※当研究は、子育て支援機構が企画・運営しているものではございません。
お問い合わせ等は連絡先の渡邉幸恵までお願いいたします。

 

詳細は、下記の添付資料をご確認ください。
研究参加者募集(PDF:132KB)

令和4年6月14日公表、内閣府「少子化社会対策白書 令和4年版」を読んで(代表理事 長隆)

19回目になる法定白書であることに驚いた。
国も粘り強く立派な白書に仕上げられたことを、高く評価したい。
奇しくもこども家庭庁設置法案が成立したことを心から喜んでいる。
白書の表紙を飾る赤ちゃんの写真を公募するなど、味なことすると思う。

 

(目次)
第1部 少子化対策の現状
第1章 少子化をめぐる現状
第2章 少子化対策の取組
第2部 少子化対策の具体的実施状況
第1章 重点課題
第2章 ライフステージの各段階における施策

 

第2部の具体的対策も、補正予算できちんと裏図けしていることがわかる。
数多くの白書の中で秀逸であり、絶賛したい。

 

代表理事 長 隆

参考記事:令和3年度補正予算母子保健対策関係

 

厚生労働省子ども家庭局母子保健課が発表した「令和3年度補正予算母子保健対策関係」より一部抜粋

 

 

PDFはこちら(9,509KB)

 

全文はこちら(外部リンク)

参加者募集:産後ケア研修プログラムの研究協力

当機構理事の福島富士子が指導教授として携わる研究「産後ケア事業に携わる助産師のための研修プログラムの実施と評価」にご協力いただける方を募集しております。

 

<対象者>
産後ケア事業において産後ケアを実践されている助産師の方(実践歴は不問)

 

<開催日>
2022年5月14日(土)10~16時

 

<場所>
東邦大学看護学部(最寄駅:JR蒲田駅、京急梅屋敷駅)

 

<連絡先>
東邦大学大学院看護学研究科博士後期課程3年
原田慶子(ハラダチカコ)
メール:chikako.harada@hs.toho-u.ac.jp

 

※当研究は、子育て支援機構が企画・運営しているものではございません。
お問い合わせ等は連絡先の原田慶子までお願いいたします。

 

詳細は、下記の添付資料をご確認ください。
研究参加者募集(PDF:286KB)
研究協力説明文(PDF:1188KB)

参考記事:日本海ヘルスケアネットに看護管理者部会新設

「すこやかレディースクリニック」(理事長 斉藤憲康氏)が令和4年1日から日本海ヘルスケアネットに加入することになりました。

 

※地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構の広報誌「あきほ」(http://www.nihonkai-hos.jp/kouhou.html)2022年3月号より抜粋 (記事を読む PDF 808KB)

 

 

※山形新聞 2022年2月19日発刊より抜粋 (記事を読む PDF 3.62MB)

 

 

※コミュニティしんぶん(https://www.komi-shin.com/) 2022年4月8日発刊より抜粋 (記事を読む PDF 3.44MB)

令和3年度 第5回 子育て世代包括支援センター支援事業 スキルアップ研修開催のご報告

<開催日時>   令和4年2月25日

<会    場 >    オンライン研修

<カリキュラム> 応用編Ⅳ  家族支援②

時間 内容 講師
9:30 受付
10:00 ジェノグラムとエコマップ 原田
11:30 昼食休み
12:30 多職種連携における保健師の役割 中板
13:30 周産期の話題(不妊治療・遺伝病・双胎) 古谷
14:30 家族支援  大田区立障がい者総合サポートセンター短期入所事業の活動 中澤
16:00 質疑応答 まとめ アンケート 福島、丹波、原田

中板、古谷

<講師紹介>

原田 慶子 東邦大学健康科学部看護学科ファミリーヘルス看護領域母性看護学
中板 育美 武蔵野大学看護学部看護学科看護博士
古谷 健一 防衛医科大学校名誉教授産科婦人科学
中澤 眞由美 大田区立障がい者総合サポートセンター短期入所事業 看護科長
福島 富士子 東邦大学看護学部・大学院研究科科長・教授
丹波 恵津子 綾瀬産婦人科 産後ケア アドバイザー

 

<研修の様子>

 

 

 

<アンケート結果>

質問 回答
講義「子育て世代包括支援センターの理念に基づいた産後ケア~ジェノグラムとエコマップを活用して母子と家族を理解する ~」の満足度・ご感想 大変満足3名、やや満足1名
・エコマップで対象者の全体像を把握することで、必要な社会資源や足りない情報が整理されて把握できる点がとても活用するうえでの利点に感じました。
・ジェノグラムを普段活用できていなかったため、ケース把握をする際書く癖をつけたいと思った。
講義「どの子どもも取り残さない地域多機関協働による早期支援について」の満足度・ご感想 大変満足3名、やや満足1名
・リスクある家庭への介入の困難さがあるが、だからこその支援が切れない、子どもを守り母や家族を守っていく網目のような協働が必要不可欠であること、また今後の課題でもあること実感しました。
・ディベートではなく、弁証法的対話について、とても参考になりました。意識せずに今までやっていましたが、意識的に取り組んでいこうと思います。また、児童福祉の知識をしっかり押さえていきたいです。
講義「最近の生殖・周産期医療における課題と女性のキャリア形成」の満足度・ご感想 大変満足4名
・不妊相談事業(妊活相談事業、妊娠に関する相談事業)を実施しているので非常に参考になりました
・高齢になると妊娠から出産へのリスクがぐっと上がることがわかった。ケースにも双子妊娠で、妊娠高血圧や双胎間輸血症候群の方がいるため、疾患のが理解できた。
講義「家族支援 大田区立障がい者総合サポートセンター短期入所事業の活動」の満足度・ご感想 大変満足2名、やや満足2名
・障害を抱える本人、その家族がその人らしく馴染みのある地域で暮らしていけることの大切さを実感しました。そのためには、各機関・他職種が独立したものではなく、情報共有をしながらスムーズな連携ができる地域のつながり、ネットワークが必要だと感じました。
・目の前の支援だけでなく長期的な支援の視点の重要性について、あらためてよく考えることができました。
プログラム・時間配分・配布資料についてご意見ご感想 ・休憩時間が少し短かった。
受付・スタッフ対応などについてご意見ご感想 ・コロナの中での、臨機応変なwebでの開催に大変感謝しています。を自分の今後に活かす材料として貴重な講義を受けられるご機会をいただき本当にありがとうございました。
・音声も聞き取りやすく、レジメも見やすかった。

令和3年度 第4回 子育て世代包括支援センター支援事業 スキルアップ研修開催のご報告

<開催日時>   令和4年2月3日

<会  場 >   オンライン研修

<カリキュラム> 応用編Ⅲ  家族支援①

時間 内容 講師
9:30 受付
10:00 ハイリスク者への支援を考える
~メンタルヘルスに焦点を当てて~
山岸(リモート)
12:00 昼食休み
13:00 母子保健と相談支援 水澤
14:00 子ども虐待と女性支援 中板
15:00 グループワーク
赤ちゃんのケアの実際(スキンケア編)
デモンストレーション
丹波
16:00 質疑応答 まとめ アンケート 福島、丹波、水澤

中板、原田

 

<講師紹介>

山岸 由紀子 訪問看護ステーション co-co-ro 管理者 看護師・助産師

北村メンタルヘルス研究所 客員研究員

水澤 幸枝 和光市統合型地域包括支援センター助産師
中板 育美 武蔵野大学看護学部看護学科看護博士
福島 富士子 東邦大学看護学部・大学院研究科科長・教授
丹波 恵津子 綾瀬産婦人科 産後ケア アドバイザー
原田 慶子 東邦大学健康科学部看護学科ファミリーヘルス看護領域 母性看護学

 

<研修の様子>

 

 

<アンケート結果>

質問 回答
講義「ハイリスク者への支援を考える―メンタルヘルスに焦点を当てて―」の満足度・ご感想 大変満足4名、やや満足2名、普通1名
・傾聴の仕方についての知識が深まりました。自分でももっと、傾聴スキルや精神疾患ごとの対応方法について勉強しようと思います。
・正直言いまして、近くにこのような訪問看護ステーションがあって欲しいと心から思いました。産後の母の支援が強い訪問看護ステーションの情報を県から頂けると嬉しいです。
・普段、自分が何気なくつかっていた声掛けの方法が対象者の表出の促しになっていなかったと気がつくことができました。
講義「母子保健と相談支援 家族支援Ⅰ」の満足度・ご感想 大変満足5名、やや満足1名、普通1名
・統合型のような切れ目なく、ライフステージに対応した関わりはなかなか難しく、支援が途切れてしまうことがあったので、本当にこういった関わりができているところがあるのだとわかり、素晴らしいと思いました。事例の話からも、スタッフの方々の大変さと熱心さが伝わり、もっともっといろいろなお話を聞きたいと思いました。
・縦割りの対応になってしまっているので、仕組みをすぐに変えることは難しいですが、意識を変えていこうとおもいました。
・統合型で、常に福祉と連携できる立ち位置にいることて、常に幅広い視点で対象と関われる気がしました。ICFのアセスメントツールは調べてみて使ってみたいと思いました。
講義「子ども虐待と女性支援」の満足度・ご感想 大変満足4名、やや満足2名、やや不満1名
・母子健康手帳を取りに来る人は必ずしも喜んでいる人ばかりではないという意識はありましたが、交付前の葛藤の話を聞き、ハードルの高い場所だという意識を忘れないようにしようと思いました。家族機能不全に陥る家族のみこしの担ぎ手の話は、いろいろな問題が絡み合う中で誰が担ぎ手かを見いだすコツなど、もう少し詳しく話を聞きたかったと思いました。
・抽象的なことに落とし込まれた内容でしたので、DVでも非難をしたくない人にどのように関わればその人のQOLをあげる支援ができるのかということや、虐待家庭で外力を避けるための影響力が強い人物に、どのようにアプローチすればその人を動かせるようになるか、などのことまで踏み込んで教えていただけるとありがたいです。
講義「赤ちゃんのケアの実際(スキンケア編)」のご感想 ・一度学んだ知識を伝え続けるのではなく、常に最新の根拠に基づいた情報を学んでいくことが必要だと感じました。
・両親学級で、アウトバスがまだ慣れずに行えていませんでしたが、また来年からはアウトバスを取り入れていきたいと思います
・アウトバス法のやり方を見れたことがとてもよかったです。私のケースの中には、手根管症候群の方なども結構いらっしゃるため、親にとって負担の少ない清潔保持方法をもっと広めていきたいと思いました。また、性教育についても、乳児期から行っていけるということが新しい発見でした。
プログラム・時間配分・配布資料についてご意見ご感想 ・プログラム内容には大変満足しております。配布していただいた資料も見やすく、時間配分もちょうどよかったと感じています。ありがとうございました。
・グループワークの時間はゆとりがあったらよかったです。
受付・スタッフ対応などについてご意見ご感想 ・様々なご対応をしていただきまして、ありがとうございました。リモートでの開催は、コロナの感染予防だけではなく、講義中に出てきた内容についてすぐにネットで調べて資料を自分のPCに保存ができたり、緊急連絡等がつながりやすく参加が容易になる等の利点があり、とてもありがたいです。
・資料がうまく届かなかったのが残念です。
その他講座などのご要望 ・私が行っているケース支援において、専門職マインドをもつ医療機関やコメディカルとの連携は比較的取りやすいですが、一般事務職や他機関の介入を拒む機関との連携が必要な場合、柔軟な対応が難しくなる印象があります。このような社会福祉士や事務職、その他機関とのうまい連携方法についての具体例や体験談を教えていただける講座がありますと、大変うれしいです。

令和3年度 第3回 子育て世代包括支援センター支援事業 スキルアップ研修開催のご報告

<開催日時>   令和3年12月8日

<会    場 >    千葉市文化センター 5F セミナー室

<カリキュラム> 応用編Ⅱ  妊産婦支援

時間 内容 講師
9:30 受付
10:00 婦人保護施設の産前産後ケア 福島
11:00 産後ケアの事業評価 畠山
12:00 昼食休み
13:00 事業評価の方法(PDCA) 堀井
13:50 子育て世代包括支援センターの活動評価 大澤
14:50 グループワーク(子育て包括支援センターの活動や事業の計画策定) 福島、丹波、畠山

大澤、堀井

16:00 質疑応答 まとめ アンケート

 

<講師紹介>

福島 富士子 東邦大学看護学部長・大学院研究科科長・教授
丹波 恵津子 綾瀬産婦人科 産後ケア アドバイザー
畠山 典子 大阪市立大学大学院看護学研究科 講師
大澤 絵里 国立保健医療科学院 上席主任研究官
堀井 聡子 千葉大学医学部付属病院 次世代医療構想センター 特任准教授

 

<研修の様子>

 

 

<アンケート結果>

質問 回答
講義「婦人保護としての産後ケア」の満足度・ご感想 大変満足5名、やや満足6名
・DV避難や居場所のない妊産婦の自立に向けた支援として、婦人保護施設での産後ケアはとても必要な場であると感じた。
・産後ケア7日間は短いと感じることがあります。対象が1年になるため、どのようなニーズがあるか検討中です。産科の受け入れは2か月までのため。
・世田谷区の婦人保護施設は大変素晴らしいと思いました。産後ケアとして理想的だと思いますが、マンパワーと予算が難しいのが現実です。けれど、大変参考になりましたので、実施可能な部分から検討していきたいと思いました。
講義「産後ケアの事業評価」の満足度・ご感想 大変満足6名、やや満足4名、普通1名
・その地域の地区診断をして、特性を踏まえて、住民にとってよりよい産後ケアになっているのかという視点を大切にしたいと感じた。
・事業評価を今後の事業改善につなげていくプロセスを学びました。
・地区診断は保健師活動の基盤となること、地区診断の重要性について再確認させていただく良い機会になりました。
講義「事業評価の方法(PDCA)」の満足度・ご感想 大変満足6名、やや満足5名
・評価の視点ロジックモデルについて再確認することができてよかったです。評価のプロセスに関係機関を巻き込んでいくことで、評価自体が連携の場になるというお話が印象的でした。
・わかりやすかったです。データに埋もれず、取って終わりにしない分析方法が知りたいです。
・私は、勉強不足でPDCAサイクルの考え方や評価の観点や指標についても大変勉強になりました。優先度の判断や課題解決の方法なども大変勉強になりました。ありがとうございました。
講義「子育て世代包括支援センターの活動評価」の満足度・ご感想 大変満足5名、やや満足6名
・実例をもとにしていたためわかりやすかったです。自分の自治体の計画を再確認しよう思い出しました。まだアナログな部分も多いのですが、活動をデータ化し見える化することを進めたいと思いました。
・市の計画レベルで事業は評価しないので、目標設定には有効だと思いましたが、下位レベルの評価指標が知りたかったです。
・構想、施策の成り立ち、ロジスティックに考える癖をつけて行きたいです。
グループワークの感想 ・規模の違う市の体制や取り組み、困っていることを共有でき、どういう評価をしていけば良いのか具体的なアドバイスをもらうことができ、良い機会となった。
・人口規模の異なる自治体のメンバーであったため、それぞれのできているところ、困難なところについて、共有できました。グループワークで様々な意見や助言をいただき貴重な機会となりました。評価が目的にならないように、あくまでも手段。こんな地域になってほしい、保健師になった時の気持ちを思い出してといい先生の助言に前向きな気持ちに慣れました。
・先進的な取り組みが聞けて、自分の自治体で足りない部分が理解できました。皆さん手探りですすめているのも励みになりました。
・オンラインの方を二人同じグループで人数も一番多くて話がしづらかった。
プログラム・時間配分・配布資料についてご意見ご感想 ・たくさんの先生の講話がきけたのは良い機会でしたが、駆け足になってしまったところが残念でした。持ち物に各自治体の計画やセンター事業の評価指標などを入れていただけたら良かったと思います。(持参すればよかったのですが…)
・未定だった講義の内容が早めにわかるとありがたいです。
・どの講義も、内容に対して少し時間が短かった感じがします。
・盛り沢山で、専門の先生が集まっている研修会はなかなかないので、直接相談出来たり、事業評価方法を自分の中に落とし込む作業を講義をお聞きしながら、やらせていただき、まだまだですが、この繰り返しを行うことで、事業評価を施策に生かせると実感感しました。貴重な研修、どうもありがとうございました。
受付・スタッフ対応などについてご意見ご感想 ・アットホームな雰囲気でよかったです。
・決め細やかに対応していただきありがとうございました。
・コロナ禍でハイブリッド型研修会、準備も含め大変だったかと思います。きめ細かな配慮がされており、大変満足できる内容でした。
その他講座などのご要望 ・申し込み時には産後ケア事業評価についてだったが、実際の研修ではセンターの評価もあり、やや混乱した。
・要対協会議とコミュニティケア会議とはまた別なのでしょうが、多職種連携、地域のコミュニティの団体にも入ってもらい、どんなことを目的に運営されているのか、興味があります。

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