厚生労働省は2014年度より、妊産婦の心身のケアや育児サポートのため「妊婦・出産包括支援事業」を実施しています。市町村が実施する「産後ケア事業」等に対し、事業費の2分の1(利用者負担を除く)を補助してきましたが、予算執行率は10%台に留まり、その利用は低迷しています。こうした状況を踏まえ、厚生労働省は本年8月1日、新たに産後ケア事業ガイドラインを発表しました。
この度、当研究会では、「産後ケア事業」普及の一助となることを目的に「産後ケアセミナー」を開催させていただく運びとなりました。 講師には、内閣府官房参与として、少子化対策・子育て支援に携わる、慶応義塾大学 名誉教授・吉村泰典先生をお迎えし、産後ケアの重要性についてお話しいただきます。 また、世田谷版ネウボラ推進協議会の外部委員であり、当法人理事 東邦大学看護学部の福島富士子教授に産後ケア施設開設について、順天堂大学医学部附属浦安病院吉田幸洋院長に、浦安市における産後ケアの事例についてご講演いただきます。
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開催概要
- 日時
- 11月8日(水)7:30~10:00
- 会場
- 帝国ホテル東京 本館4F 桜の間(東京都千代田区内幸町1-1-1)
- 定員
- 100名
- 参加費
- 1万円(朝食付き)
- 講演内容
- 7:30~8:20
「産後ケア施設開設の実務」
福島 富士子氏[東邦大学 看護学部 教授]
8:25~9:15
「少子高齢化社会における産後ケアの重要性」
吉村 泰典氏 [慶應義塾大学 名誉教授]
9:20~10:00
「浦安市における産後ケア施設開設の事例紹介」
吉田 幸洋氏 [順天堂大学医学部附属浦安病院 院長]
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