産後ケアスペシャリスト募集

産後ケアプロバイダーとは?

産後ケアプロバイダーとは?

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産前産後は、地域(自治体)による「切れ目のないサポート体制」が必要とされている期間です。
「面談・相談」、「産前産後サポーター」、「産後ケア事業」の3つを柱に、母親や家族、生まれてくる赤ちゃんをサポートする体制を充実させることが重要なのです。

なかでも、産後は、出産後の母親と赤ちゃんが健康的に過ごすことが極めて大切な期間です。
しかし、この時期の母親はさまざまな課題や困難に直面します。例えば、体力の低下や睡眠不足、ホルモンバランスの変化などが起こることがあります。また、赤ちゃんへの授乳や身の回りの世話など、親という新しい役割に対する不安や疑問が生じることもあります。

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そのため、産後ケアに携わる人(=産後ケアプロバイダー)は、母親と赤ちゃんの健やかな生活に必要なケアを提供するだけでなく、母親が自信をもって子育てに取り組めるようサポートすることも大切です。

「産後ケアプロバイダー養成講座ハンドブック」完成!

本テキストでは、産後ケアに必要な知識や技術をわかりやすく説明し、母子が共に健康的に過ごすためのさまざまな方法を提供しています。

本テキストでは、産後ケア事業に携わる方々や、産後の母親や家族を直接サポートする方々に向けたものです。産後ケアに必要な情報をわかりやすくまとめ、実践的なアドバイスを提供することで、産後の親と子へのサポート体制が全国に広がることを望んでいます。本テキストを通じて、産後ケア事業を運営する方々、直接産後ケアを提供する皆さまのケアがより良いものとなり、生まれてくるすべての赤ちゃんと家族の皆さまの未来が、健康で、幸せなものとなることを心から願っています。


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産後ケアプロバイダー養成講座ハンドブック

産後ケアプロバイダー認定制度について

本機構は、産後ケアプロバイダーを三つの区分に分けており、保有資格等によって区分が異なります。
各産後ケアの資格を取得するには、本機構が指定する研修を受講して認定される必要があります。

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(1)認定エキスパート産後ケアプロバイダー
①保健師、②助産師、③看護師、あるいは④保育士の資格を持ち、本機構認定資格を有するもの

(2)認定産後ケアプロバイダー
①~④の資格は持たないが、本機構認定資格を有するもの

(3)産後ケアアシスタント
本機構認定あるいは資格を有せず、認定エキスパート及び認定産後ケアプロバイダーの指示のもとに産後ケア業務をおこなうもの